[PR]子育てママさんへ:3年毎に15万円うけとれる医療保険?

昭和ひとけた京育ち No.5 「スズメとり」
 
No.5 「スズメとり」

スズメとり  25.8cm × 27.3cm

 

 大きな竹かごを棒で立てかけ、その下に米粒を少々。息を殺して待っていると、「チュン、チュン」。何の疑いもなくスズメが米粒へ。その瞬間!!さっとひもを引いて、すべて生け捕り。なーんてことは夢のまた夢。いつも素早く逃げられた。


 昭和の初め、町なかにも木が繁り、緑がいっぱいだった。秋になると、ギンナンやシイの実、ムクの実…と自然のおやつが、弧度もたちにとっては楽しみでもあった。
 小鳥たちも、そんなエサがあるから、次々とやってくる。それを、あきもせずに狙あう子供たち。


 かわいい姿で、米をついばむスズメも、農家には大敵。田の稲を荒らすので、かかしや鳴る子で追われる嫌われ者だ…が。


 昭和9年。東北一帯の農村は、近年にない冷害に襲われて大凶作に。昭和2年からの凶作続きで、スズメによる被害どころか、きびしい飢えの冬を迎えようとしていた。

(絵と文:木村祥刀)

京都新聞 1994  年 10 月 13 日 掲載


     

Top page にもどる

目次1にもどる   - サムネイル付き

目次2へすすむ  - サムネイル付き

 
ロゴ
Copyright © Librairie Seizan
All Rights Reserved

 


Librairie Seizan of KYOTO  Established 1996



[PR]看護師の好条件な求人情報満載:「夜勤は嫌!」など希望の転職が実現♪